遊戯王OCGで2024年1月1日から新たに禁止カードや制限カードの指定が改定される制限改定のリミットレギュレーションが制定されます。
そこで今回は、2024年年始からの遊戯王OCGの環境がどのようになるのか、禁止制限カードの改定について考察予想してまいります!
遊戯王【禁止制限】2024年1月のリミットレギュレーションはどうなる?
2022年4月に新規テーマとして登場し、これまで長い間大暴れした【ティアラメンツ】が2023年度の禁止制限で軒並み禁止制限を喰らった代わりに、2023年は、R-ACEや炎王などの炎属性テーマが環境トップに君臨しました。
現在、ランキングデュエルやCSなどの大会環境で猛威を振るっているテーマは【R-ACE】が独占しており、その他にも【炎王】や【スネークアイ】が環境トップとして三竦みの状態となっています。
これまで環境Tierとしては注目されていなかった【サラマングレイト】や【ルーン】なども大会で優勝するなど功績を残しているなど
昨年に比べてだいぶ環境としては安定してきた印象ですが、【R-ACE】の1強であることから、次回の制限改定で何らかの規制もしくは、他テーマの緩和がなされる可能性がありそうですね!
当サイトでは、次回の2024年1月1日に施行されるリミットレギュレーションは以下のように予想しています。
【遊戯王OCG/禁止制限2024/1/1~】禁止カード予想
《琰魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ》 | 《赤き竜》 |
琰魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ(New→禁止)
シンクロ・効果モンスター
星12/闇属性/ドラゴン族/攻4000/守3500
チューナー2体+チューナー以外のドラゴン族・闇属性Sモンスター1体
(1):このカードがS召喚した時に発動できる
(この効果の発動に対して、相手はカードの効果を発動できない)。
このターン、相手はフィールドで発動する効果を発動できない。
(2):このカードが戦闘でモンスターを破壊した場合に発動する。
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
(3):このカードが相手によって破壊された場合、
自分の墓地のレベル8以下のドラゴン族・闇属性Sモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
赤き竜(New→禁止)
シンクロ・効果モンスター
星12/光属性/ドラゴン族/攻 0/守 0
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「赤き竜」のカード名が記された魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(2):自分・相手ターンに、「赤き竜」を除く、
フィールドのレベル7以上のSモンスター1体を対象として発動できる。
このカードをEXデッキに戻し、
対象のモンスターと同じレベルのドラゴン族Sモンスター1体をS召喚扱いでEXデッキから特殊召喚する。
これ来年カラミティか赤き竜禁止になったりしないよな?
— かまくら (@Kamakura_1119) October 13, 2023
ノイド先攻1キルやら全ハンデスあるのか…ビシバールキンまた悪いことしてるし赤き竜共々禁止でいいんじゃねえかな…カラミティはどう考えてもとばっちりやろ…
— 黒夜は昼寝がしたい (@yagokoro_kokuya) November 8, 2023
赤き竜どいつもこいつも悪いことしかせんやん…
【遊戯王OCG/禁止制限2024/1/1~】制限カード予想
《R-ACEエアホイスター》 | 《篝火》 | 《餅カエル》 | 《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》 |
R-ACEエアホイスター(準制限→制限)
効果モンスター
星4/炎属性/戦士族/攻1700/守1700
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「R-ACE」魔法カード1枚を手札に加える。
(2):相手がフィールドのモンスターの効果を発動した時、
手札・フィールドのこのカードをリリースして発動できる。
手札から「R-ACEエアホイスター」以外の「R-ACE」モンスター1体を特殊召喚する。
篝火(無制限→制限)
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキからレベル4以下の炎族モンスター1体を手札に加える。
餅カエル (禁止→制限)
エクシーズ・効果モンスター(禁止カード)
ランク2/水属性/水族/攻2200/守 0
水族レベル2モンスター×2
(1):お互いのスタンバイフェイズにこのカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキから「ガエル」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、相手がモンスターの効果・魔法・罠カードを発動した時、
自分の手札・フィールドの水族モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
その後、破壊したカードを自分フィールドにセットできる。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の水属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
また、海外のTCGでは既に無制限で禁止制限から解除されている点からも復帰の可能性は十分高いと予想。
超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ(禁止→制限)
融合・効果モンスター(禁止カード)
星8/闇属性/魔法使い族/攻3000/守2500
「ブラック・マジシャン」+「真紅眼の黒竜」またはドラゴン族の効果モンスター
(1):このカードは効果の対象にならず、効果では破壊されない。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊し、
その元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
この効果は1ターン中に、このカードの融合素材とした通常モンスターの数まで使用できる。
(3):1ターンに1度、魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、手札を1枚捨てて発動できる。
その発動を無効にして破壊し、このカードの攻撃力を1000アップする。
さらに、こちらも海外のTCG環境では「無制限カード」になっている点も復帰予想のポイントですね!
【遊戯王OCG/禁止制限2024/1/1~】準制限カード予想
R-ACEプリベンター (New→準制限)
星8/炎属性/機械族/攻2800/守2800
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地から「R-ACE」カード1枚を除外して発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分・相手ターンに、自分フィールドに他の「R-ACE」モンスターが存在する場合、
相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、
レベル8モンスター以外の自分の除外状態の「R-ACE」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
自分の墓地の「R-ACE」カードを1枚除外するだけで手札から特殊召喚したり、このカードが墓地に送られたら除外されているLV8以外の「R-ACE」モンスターを1体蘇生できると言う強力な展開能力を持っているため、何らかの制限に指定される可能性はありそうですね。
EMERGENCY!(New→準制限)
速攻魔法
このカード名はルール上「R-ACE」カードとしても扱う。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):デッキから「R-ACE」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
その後、自分の手札・フィールドから「R-ACE」モンスター1体をリリースする。
(2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、
自分の墓地の「R-ACE」罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドにセットする。
《R-ACEプリベンター》よりも強力な効果を持っているため、制限に指定されるならこちらの方か可能性は高いかもしれませんね。
スプライト・ブルー (制限→準制限)
効果モンスター(制限カード)
星2/闇属性/雷族/攻1100/守1000
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにレベル2またはランク2のモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「スプライト・ブルー」以外の「スプライト」モンスター1体を手札に加える。
“罪宝狩りの悪魔” (New→準制限)
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のデッキ・墓地から「ディアベルスター」モンスター1体を手札に加える。
(2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、
「“罪宝狩りの悪魔”」以外の自分の墓地・除外状態の「罪宝」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードをデッキの一番下に戻す。
その後、自分は1枚ドローする。
《黒魔女ディアベルスター》をサーチするための魔法カードですが、「ディアベルスター」の登場により「R-ACE」などの炎テーマ環境を助長させてしまう要因になってしまっているため、様子見として準制限に規制されると予想。
センサー万別(New→準制限)
永続罠
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
お互いのフィールドにそれぞれ1体しか同じ種族のモンスターは表側表示で存在できない。
お互いのプレイヤーは自身のフィールドに同じ種族のモンスターが2体以上存在する場合には、
同じ種族のモンスターが1体になるように墓地へ送らなければならない。
2023年7月に準制限に指定された《群雄割拠》の別バージョンの妨害カードと同様に、「お互いのフィールドにそれぞれ1体しか同じ種族のモンスターは表側表示で存在できない。」と言う効果を持っている。
【遊戯王OCG/禁止制限2024/1/1~】無制限緩和カード予想
破滅竜ガンドラX (禁止→無制限)※エラッタで復帰確定!
効果モンスター(禁止カード)
星8/闇属性/ドラゴン族/攻 0/守 0
(1):このカードが手札からの召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
このカード以外のフィールドのモンスターを全て破壊し、
破壊したモンスターの内、攻撃力が一番高いモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える。
このカードの攻撃力は、この効果で相手に与えたダメージと同じ数値になる。
(2):自分エンドフェイズに発動する。
自分のLPを半分にする。
【2023年12月23日から適用されるテキスト】
効果モンスター(2024年1月1日から制限解除)
星8/闇属性/ドラゴン族/攻 0/守 0
(1):このカードが手札から召喚・特殊召喚した時に発動できる。 フィールドの他のモンスターを全て破壊し、 破壊したモンスターの内、元々の攻撃力が一番高いモンスターのその数値分のダメージを相手に与える。 このカードの攻撃力は、この効果で相手に与えたダメージと同じ数値になる。
(2):自分エンドフェイズに発動する。 自分のLPを半分にする。
2024年1月1日の制限改定から、禁止カードだった《破滅竜ガンドラX》がエラッタされて制限カードとして復帰することが確定しました!
①のバーン効果が、「攻撃力の一番高いモンスターの攻撃力分」→「元々の攻撃力が一番高いモンスターの攻撃力分」にテキストが変更され、先行1ターンキルで悪用されるのを防ぐ形で効果が使えるようになりました。
ふわんだりぃずと謎の地図(準制限→無制限)
フィールド魔法(準制限カード)
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
手札からレベル1の「ふわんだりぃず」モンスター1体を相手に見せ、
見せたモンスターとはカード名が異なる「ふわんだりぃず」カード1枚をデッキから除外する。
その後、見せたモンスターを召喚する。
(2):相手がモンスターの召喚に成功した場合に発動できる。
自分は「ふわんだりぃず」モンスター1体を召喚する。
【遊戯王OCG】2024年1月適用の禁止制限の情報発表はいつ?
遊戯王OCGの禁止制限のリミットレギュレーションの発表は、例年ですと、改定する月の約2週間前に発売されるVジャンプでの発表が多いですが、直近では適用1週間前に発表されたこともありました。
そのため、2024年1月1日適用の「遊戯王OCG」禁止制限のリミットレギュレーションの発表は、2023年12月21日(木)発売予定の「Vジャンプ2月号」に掲載される可能性が高いです!
また、X(旧Twitter)の遊戯王OCG公式アカウントからも情報が配信されているので、随時情報をチェックしていくと良いですね!
◤ 2023年10月1日(日)適用
— 【公式】遊戯王OCG (@YuGiOh_OCG_INFO) September 11, 2023
リミットレギュレーション
(禁止・制限・準制限カード)
公開について ◢
9/24(日)21時
遊戯王ドットジェイピーにて
公開を予定しています。
✅公式X:(@yu_gi_oh_jp)
✅公式HP:(https://t.co/4ba4dZhUlC) pic.twitter.com/pQZSn8u9MO
前回の発表は制限改定の1週間前とかなり直前の発表だったため、かなりユーザーからの批判も多かったため、今回は2週間前に発表されると良いですね。