遊戯王TCGの海外環境で2024年1月1日から適用される禁止制限のリミットレギュレーションが発表され話題になっていますね!
これまで展開デッキの中継役として長年活躍してきた《聖騎士の追想 イゾルデ》が禁止カードに指定されるなど遊戯王環境に波乱を呼び起こす規制がされ日本のOCGやマスターデュエル環境も変わってしまうのではないか?と危惧される声も多数寄せられています。
そこで今回は、海外の遊戯王TCG環境での禁止制限リミットレギュレーションで指定される禁止カードや制限カードを一覧で確認しつつ、今後の環境がどのようになっていくのか考察してまいりたいと思います!
2024年1月【遊戯王TCG】海外の禁止制限リミットレギュレーション一覧リスト!
海外の遊戯王TCGでの禁止制限リミットレギュレーションの発表内容がこちらです。
【禁止カード】
《古衛兵アギド》
効果モンスター(禁止カード)
星4/地属性/天使族/攻1500/守1300
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札・デッキからカードが相手の墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、自分の墓地から「古衛兵アギド」以外の天使族・地属性・レベル4モンスター1体を選んで特殊召喚できる。
(2):このカードが手札・デッキから墓地へ送られた場合に発動できる。
お互いのデッキの上からカードを5枚墓地へ送る。
その後、自分の墓地に「現世と冥界の逆転」が存在する場合、
自分または相手のデッキの上からカードを5枚墓地へ送る事ができる。
《古尖兵ケルベク》
効果モンスター(禁止カード)
星4/地属性/天使族/攻1500/守1800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札・デッキからカードが相手の墓地へ送られた場合、
相手フィールドの特殊召喚されたモンスター1体を対象として発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、対象のモンスターを持ち主の手札に戻す。
(2):このカードが手札・デッキから墓地へ送られた場合に発動できる。
お互いのデッキの上からカードを5枚墓地へ送る。
その後、自分の墓地に「現世と冥界の逆転」が存在する場合、
自分の墓地から罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットできる。
《斬機サーキュラー》
効果モンスター(制限カード)
星4/光属性/サイバース族/攻1500/守1500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):デッキから「斬機サーキュラー」以外の「斬機」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスター1体でしか攻撃できない。
(2):このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、
自分フィールドに他の「斬機」モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。
デッキから「斬機」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
《聖騎士の追想イゾルデ》
リンク・効果モンスター
リンク2/光属性/戦士族/攻1600
【リンクマーカー:左下/右下】
戦士族モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから戦士族モンスター1体を手札に加える。
このターン自分は、この効果で手札に加えたモンスター及びその同名モンスターを通常召喚・特殊召喚できず、
そのモンスター効果も発動できない。
(2):デッキから装備魔法カードを任意の数だけ墓地へ送って発動できる(同名カードは1枚まで)。
墓地へ送ったカードの数と同じレベルの戦士族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
【制限カード】
《オルフェゴール・ディヴェル》
効果モンスター
星4/闇属性/機械族/攻1700/守1400
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「オルフェゴール・ディヴェル」以外の「オルフェゴール」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は闇属性モンスターしか特殊召喚できない。
《巌征竜-レドックス》
効果モンスター(禁止カード)
星7/地属性/ドラゴン族/攻1600/守3000
自分の手札・墓地からこのカード以外の
ドラゴン族または地属性のモンスターを合計2体除外して発動できる。
このカードを手札・墓地から特殊召喚する。
特殊召喚したこのカードは相手のエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。
また、このカードと地属性モンスター1体を手札から墓地へ捨てる事で、
自分の墓地のモンスター1体を選択して特殊召喚する。
このカードが除外された場合、デッキからドラゴン族・地属性モンスター1体を手札に加える事ができる。
「巌征竜-レドックス」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
《R-ACEエアホイスター》
効果モンスター(準制限カード)
星4/炎属性/戦士族/攻1700/守1700
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「R-ACE」魔法カード1枚を手札に加える。
(2):相手がフィールドのモンスターの効果を発動した時、
手札・フィールドのこのカードをリリースして発動できる。
手札から「R-ACEエアホイスター」以外の「R-ACE」モンスター1体を特殊召喚する。
《破械神シャバラ》
効果モンスター
星6/炎属性/悪魔族/攻2000/守1500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札に存在する場合、自分・相手のメインフェイズに、
自分フィールドの、悪魔族モンスター1体か裏側表示カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードがモンスターゾーンに表側表示で存在する限り、
自分は悪魔族モンスターしか特殊召喚できない。
(2):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「破械」魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットする。
《聖天樹の幼精》
リンク・効果モンスター
リンク1/地属性/植物族/攻 0
【リンクマーカー:下】
レベル4以下の植物族モンスター1体
(1):このカードが「聖種の地霊」を素材としてEXモンスターゾーンにリンク召喚された場合に発動できる。
デッキから「サンヴァイン」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(2):このカードは攻撃対象にされない
(この効果が適用されたモンスターしか自分フィールドに存在しない状態での相手の攻撃は自分への直接攻撃になる)。
(3):1ターンに1度、自分が戦闘・効果でダメージを受けた場合に発動できる。
その数値分だけ自分のLPを回復し、EXデッキから「サンヴァイン」モンスター1体を特殊召喚する。
《聖蔓の癒し手》
リンク・効果モンスター
リンク1/地属性/植物族/攻 600
【リンクマーカー:上】
植物族の通常モンスター1体
(1):自分フィールドの「サンアバロン」リンクモンスターが効果でフィールドから離れた場合に発動する。
このカードを破壊する。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合、
フィールドの「サンアバロン」リンクモンスター1体を対象として発動できる。
自分はそのリンクマーカーの数×300LPを回復する。
(3):自分の植物族リンクモンスターが相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。
自分は600LP回復する。
《星杯の神子イヴ》
シンクロ・チューナー・効果モンスター(禁止カード)
星5/水属性/魔法使い族/攻1800/守2100
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードをS召喚する場合、自分フィールドの「星杯」通常モンスター1体をチューナーとして扱う事ができる。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「星遺物」カード1枚を手札に加える。
(2):S召喚したこのカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から「星杯の神子イヴ」以外の「星杯」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
《強奪》
装備魔法(禁止カード)
このカードを装備した相手モンスター1体のコントロールを得る。
相手のスタンバイフェイズ毎に相手は1000ライフポイント回復する。
《御前試合》
永続罠
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
お互いのフィールドにそれぞれ1種類の属性のモンスターしか表側表示で存在できない。
お互いのプレイヤーは自身のフィールドの表側表示モンスターの属性が2種類以上の場合には
1種類になるように墓地へ送らなければならない。
《群雄割拠》
永続罠(準制限カード)
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
お互いのフィールドにそれぞれ1種類の種族のモンスターしか表側表示で存在できない。
お互いのプレイヤーは自身のフィールドの表側表示モンスターの種族が2種類以上の場合には
1種類になるように墓地へ送らなければならない。
《センサー万別》
永続罠
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
お互いのフィールドにそれぞれ1体しか同じ種族のモンスターは表側表示で存在できない。
お互いのプレイヤーは自身のフィールドに同じ種族のモンスターが2体以上存在する場合には、
同じ種族のモンスターが1体になるように墓地へ送らなければならない。
【準制限】
《ダイナレスラー・パンクラトプス》
効果モンスター(制限カード)
星7/地属性/恐竜族/攻2600/守 0
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):自分・相手ターンに、自分フィールドの「ダイナレスラー」モンスター1体をリリースし、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
《SRベイゴマックス》
効果モンスター(制限カード)
星3/風属性/機械族/攻1200/守 600
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「SRベイゴマックス」以外の
「スピードロイド」モンスター1体を手札に加える。
《ピュアリィ・スリーピィメモリー》
速攻魔法(制限カード)
(1):このターン、自分が受ける戦闘・効果ダメージは1度だけ0になる。
さらに、以下の効果を適用できる。
●自分の手札を1枚選んで捨て、デッキからレベル1の「ピュアリィ」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードを素材として持っている「ピュアリィ」Xモンスターは以下の効果を得る。
●相手スタンバイフェイズに発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
【無制限】(制限解除)
《インフェルニティ・デーモン》
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1800/守1200
(1):手札が0枚の場合にこのカードをドローした時、
このカードを相手に見せて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「インフェルニティ」カード1枚を手札に加える。
この効果は自分の手札が0枚の場合に発動と処理ができる。
《クシャトリラ・ユニコーン》
効果モンスター(制限カード)
星7/風属性/サイキック族/攻2500/守2100
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「クシャトリラ」魔法カード1枚を手札に加える。
(3):このカードの攻撃宣言時、または相手がモンスターの効果を発動した場合に発動できる。
相手のEXデッキを確認し、その内のモンスター1体を選んで裏側表示で除外する。
《精神操作》
通常魔法
(1):相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。
この効果でコントロールを得たモンスターは攻撃宣言できず、リリースできない。
《強欲で貪欲な壺》
通常魔法(準制限カード)
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分のデッキの上からカード10枚を裏側表示で除外して発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
《魔導書の神判》
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードを発動したターンのエンドフェイズに、
このカードの発動後に自分または相手が発動した魔法カードの数まで、
デッキから「魔導書の神判」以外の「魔導書」魔法カードを手札に加える。
その後、この効果で手札に加えたカードの数以下のレベルを持つ魔法使い族モンスター1体をデッキから特殊召喚できる。
《スプライト・スターター》
速攻魔法(制限カード)
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキから「スプライト」モンスター1体を特殊召喚し、
自分はそのモンスターの元々の攻撃力分のLPを失う。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はレベル2・ランク2・リンク2のモンスターしか特殊召喚できない。
《成金ゴブリン》
通常魔法
(1):自分はデッキから1枚ドローする。
その後、相手は1000LP回復する。
【遊戯王】海外TCGでサーキュラーとイゾルデ禁止でOCGはどうなる?
海外の遊戯王TCGでの禁止制限では、【サイバースデッキ】で大暴れしていた《斬機サーキュラー》や、数々のソリティア展開で重宝した《聖騎士の追想 イゾルデ》がついに「禁止カード」に指定されることになりました。
その他にも《御前試合》や《センサー万別》《群雄割拠》などのメタ系の罠カードも軒並み制限カードに指定され、公平なデュエルができるようにかなり厳密に規制をかけている印象を受けました。
《星杯の神子イヴ》や《強奪》が制限で禁止解除になっている件について
《星杯の神子イヴ》 | 《強奪》 | 《精神捜査》 |
ただ、その一方で、過去に大暴れして速攻禁止カードになってしまった《星杯の神子イヴ》と、初期カードで相手のモンスターを奪える《強奪》が禁止から解除され制限カードとして復活することになりました。
《聖騎士の追想 イゾルデ》が禁止カードに指定されたのは、上記2枚の禁止解除によって、《聖騎士の追想 イゾルデ》のソリティア展開を悪用されないようにするための処置ではないかと考えられます。
これらの変化から、今後のOCGやマスターデュエルに及ぼす環境にもかなり影響があるのではないか?と考えるプレイヤーも多いと思いますが、OCGでの《聖騎士の追想 イゾルデ》の禁止については、TCGの海外環境と全く異なるので当分は低いと考えられます。
ただし、マスターデュエルの環境については、近年では先行1キルや完全制圧ができるカードについては禁止制限を厳しくしている傾向にあるので、今後のアップデート次第ではマスターデュエルで《聖騎士の追想 イゾルデ》が禁止カードとして指定される可能性は十分ありそうです。
海外の禁止制限(リミットレギュレーション)の発表にプレイヤー達の声は?
トレンドのイゾルデ禁止でヒヤっとしたが、TCG制限なのね…
イゾルデ禁止は流石に替えが効かなすぎて新規来ないと六武衆やばいから…
イゾルデ禁止より強奪解禁よりアギドケルベクが生きてた方がビビってる。犯罪者はちゃんと檻に閉じ込めておけ。
イゾルデ禁止にされたらブチ切れる自信があります。これを活かして、御社のさらなる発展に貢献したいと考えております。よろしくお願いします。
TCG環境日本とあまりにも違いすぎて何の参考にもならんけどサーキュラー、イゾルデ禁止はぶったまげる…
イゾルデ禁止かだいぶ厳しいな海外
イヴ解除は実際ありそうだったし、強奪とかは確かにもう帰ってきても良いよな感ある
海外の改訂でイゾルデ禁止マジか 宇宙展開できる最強カードなのに何故かずっと野放しだったからこれからも無制限のままだと思ってたけど日本とマスターデュエルでも危ういかもわからんね
イゾルデ禁止の影に隠れてしれっと強奪が制限カードに帰ってきてるのがヤバい
マスターデュエルでもイゾルデ禁止になったらクソカード医学会の医療崩壊不可避でしょ