遊戯王OCGのリミットレギュレーションの2024年4月制限改定がまもなく近づいてまいりましたね!
2024年1月からは昨年から引き続き【炎王】や【罪宝スネークアイ】などの他に新たに登場した【天盃龍】などの炎テーマが環境トップに輝いていました。
そこで次の制限改訂ではどのカードが禁止制限の影響を受けるのか?どのように環境が変わっていくのか?など考察してまいります!
※当記事の制限改訂予想は、ネット上の意見や、筆者による個人的見解が含まれますので、あくまで予想考察としてお楽しみください。
【遊戯王OCG】2024年4月制限のリミットレギュレーションはどうなる?
2024.1月環境9週目
— ライト (@rai_10y) February 26, 2024
・【天盃龍】の勢いは止まらずtier Sに到達。〈次元障壁〉下でもキルが可能になる[咎姫+レイジング+ジーラン]ギミックの搭載も目立つ。
・【神碑】は〈威光魔人〉を採用。有利対面の【天盃龍】【純スネ】の分布も増加傾向にあり立ち位置◎
・【幻奏ヴァリアンツ】が優勝。 https://t.co/ww61NM8OSa pic.twitter.com/Lm1OLOnsJW
2024年1月の環境では、【天盃龍】、【炎王】、【罪宝スネークアイ】がTier1として君臨しました。特に後攻1ターンキルが可能な【天盃龍】が環境に食い込んでおり、そのメタとして【神碑(ルーン)】などのデッキも採用率が高まっているという結果になりました。
それではまず、規制が強まっていきそうなカードたちを予想してまいります。
【遊戯王OCG/2024年4月制限改訂】禁止カード
なし
今回のシーズンでは、全シーズンで猛威を振るった《琰魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ》などの凶悪な完全制圧のカードは無かったため、禁止カードとして投獄されるカードは無いと予想。
大会環境でも、【炎王】や【スネークアイ】が環境トップに君臨しているとはいえ、【粛声】や【神碑】、【ラビュリンス】、【幻奏ヴァリアンツ】などが入賞するなど幅広いデッキが活躍しているため、強力すぎた炎族テーマを緩く規制していく流れになると考えられます。
【遊戯王OCG/2024年4月制限改訂】制限カード
2024年1月の制限改訂でも多くのプレイヤーから声が上がっていた《篝火》や、【罪宝スネークアイ】関連のメインギミックのカードにテコ入れが入ると予想。
特に《スネークアイ・エクセル》や、《“罪宝狩りの悪魔”》は強力な展開力を有するカードとなっているため、真っ先に規制の対象になる可能性は高そうです。
また、近年の遊戯王環境では、罠のメタカードに対する強いヘイトが高まっており、前回の制限改訂では、《センサー万別》が準制限に投獄されたものの、依然としてメタデッキでの採用率は高いので、さらに制限カードまで規制が強化される可能性もありそうです。
《篝火》
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキからレベル4以下の炎族モンスター1体を手札に加える。
《”罪宝狩りの悪魔” 》
速攻魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のデッキ・墓地から「ディアベルスター」モンスター1体を手札に加える。
(2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、
「“罪宝狩りの悪魔”」以外の自分の墓地・除外状態の「罪宝」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードをデッキの一番下に戻す。
その後、自分は1枚ドローする。
《スネークアイ・エクセル》
効果モンスター
星1/炎属性/炎族/攻 800/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。 デッキから炎属性・レベル1モンスター1体を手札に加える。
(2):このカードを含む自分フィールドの表側表示カード2枚を墓地へ送って発動できる。 手札・デッキから「スネークアイ・エクセル」以外の「スネークアイ」モンスター1体を特殊召喚する。
《センサー万別》
永続罠
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
お互いのフィールドにそれぞれ1体しか同じ種族のモンスターは表側表示で存在できない。
お互いのプレイヤーは自身のフィールドに同じ種族のモンスターが2体以上存在する場合には、
同じ種族のモンスターが1体になるように墓地へ送らなければならない。
《カイザーコロシアム》
永続魔法
(1):自分フィールドにモンスターが存在する限り、 相手はその数より多くなるように自身のフィールドにモンスターを出す事ができない。
【遊戯王OCG/2024年4月制限改訂】準制限カード
前述で紹介した《センサー万別》の他にも、1枚でゲーム性を著しく変えてしまう《御前試合》や《魔封じの方向》などの強力な妨害カードへの規制が入るのでは無いかと予想。
OCGでは、特にこれから日本選手権やYCSJなどの大型大会が控えているので、その前に一度環境整備をしようという動きがありそうです。
《御前試合》
永続罠
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、 お互いのフィールドにそれぞれ1種類の属性のモンスターしか表側表示で存在できない。 お互いのプレイヤーは自身のフィールドの表側表示モンスターの属性が2種類以上の場合には 1種類になるように墓地へ送らなければならない。
《魔封じの方向》
永続罠
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、お互いに魔法カードはセットしなければ発動できず、 セットしたプレイヤーから見て次の自分ターンが来るまで発動できない。
【遊戯王OCG/2024年4月制限改訂】規制緩和されるカード予想は?
禁止カードから解放されそうなカード3枚
《十二獣ドランシア》 | 《瀑征竜-タイダル》 | 《強奪》 |
《強奪》は長年禁止カード指定されているカードですが、前回のTCGの制限改訂ではまさかの制限カードへの緩和がありました。
マスターデュエルで突如として2004年環境のレギュレーションでイベント限定で復刻して使用されたリト、ユーザーに認知させるタイミングを作っていたりしたこともあったので、そろそろ捲り系カードの新たな選択肢として緩和の対象に入ったら面白いですね。
《十二獣ドランシア》と《瀑征竜-タイダル》は、マスターデュエルでは既に禁止解除されており、数ヶ月に渡って環境での影響を確認済みの状態。
復刻した現在でも猛威を振るっているというわけでは無いので、この2枚についてはOCGでも同様に緩和されてもおかしくないカードでしょうね。
海外TCGやマスターデュエルの環境を参考に緩和予想のカード
《流離のグリフォンライダー》 | 《ティアラメンツ・キトカロス》 | 《餅カエル》 | 《超魔導竜騎士ドラグーン・オブ・レッドアイズ》 |
勇者ギミックで強力な《流離のグリフォンライダー》はOCGでは禁止なものの、長らくマスターデュエルの方では、制限のまま制限改訂を抜けており、スネークアイが実装された2024年3月現在、マスターデュエルで《聖殿の水遣い》が準制限にされるなど、勇者ギミックに対しての緩和が進められており、その流れでOCGでも《流離のグリフォンライダー》が禁止解除となる流れが予想されます。
その他の、《ティアラメンツ・キトカロス》、《餅カエル》、《超魔導竜騎士 -ドラグーン・オブ・レッドアイズ》の3枚は海外TCGでは既に禁止制限を解除されています。
特に害悪ガードとして名高い《超魔導竜騎士 -ドラグーン・オブ・レッドアイズ》は、《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》がOCGでは禁止指定されていることから、現在では出しづらくなっていることも相まってそろそろ緩和の対象になるのでは無いかと巷で噂されています。
制限から緩和されそうなカード
《十二獣の会局》 | 《スプライト・スターター》 | 《フュージョン・デステニー》 | 《SRベイゴマックス》 |
《十二獣の会局》はマスターデュエルでは先行して一気に無制限カードとして規制が緩和されている他、《十二獣ドランシア》も禁止解除されていますが、現在の遊戯王マスターデュエルでの環境上では、出張テーマレベルに止まっているので、OCGでも多様性を考慮して緩和の動きがありそうです。
《スプライト・スターター》は、《スプライト・エルフ》無き今の遊戯王OCGではスプライトテーマは完全に環境落ちしてしまっているため、準制限に緩和しても問題ないと予想。
《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》が禁止指定されてから随分経過したこともあり、《フュージョン・デステニー》単体であれば、そこまで環境に悪影響を与えないと予想。
《SRベイゴマックス》は、近年の炎テーマ1強の風潮を壊す意味でも改めて緩和し、幻影や他の展開系デッキの選択肢をプレイヤーに広げるために緩和する方向に舵を切るのでは無いかと考えらます。
遊戯王OCGの2024年4月制限改訂についてネット上の声は?
いずれか1つにエラッタしてもいいからキトカロス戻ってこないかなぁ あと、征竜はMDで空気なところを見ると無制限でもよさそう
篝火は制限でいいと思います。炎族は優遇され過ぎてるw
罪宝関連がノータッチなんで思い切りやってて欲しいっすね、何処でも罪宝は流石に見飽きました
ドランシアを早く返して欲しいやんな
タイダルは海皇ストラク出る頃に子征竜と一緒に解禁&再録されそ